SUGOI-ne栽培では、ラン科植物に限らずほとんどの植物において伸びやかに生育するが、
 このネジバナの伸びやかさは・・・・ギネスものではないか????
 普通ここまで伸びれば、ラン界では支柱立て誘引する。
 これまでのコンポストでは、無支柱では立っておれない。
 肥料での栽培では茎を丈夫に出来ない。
 そういうランを誘引すると・・・いかにも手入れが行き届いていると評価する場合が多いが、
 そういうランは自然界ではありえない。
 自立できないラン・・・・
 そんなランの花は自然界にはない。
 このネジバナの姿をみれば、宇井清太の言うことが理解出来よう。


 このネジバナの姿を、これまでのラン栽培では説明がつかない。
 これまでのラン菌削除、枯れ落ち葉削除、炭素循環削除のラン栽培では、絶対になりえない姿である。
 これまでのネジバナの自生の姿は、泣き泣き貧しさに耐えて生きている姿であろう。
 ネジバナの本音は、もっと豊かな炭素循環由来の養分・・・糖が欲しいのであろう。
 エビネのSUGOI-ne2号ゴールドの鉢は、ネジバナを負け組みにする他の植物がなかった。
 鉢にはエビネのバック吹かしからの小さな葉と、マイズルソウ、スミレが生えているが、
 これらの植物は、SUGOI-neの豊かな炭素循環で、ネジバナを負け組みにする必要が無かった。
 宇井清太新発見のラン菌がSUGOI-neを分解して、充分な糖をネジバナに供給した。
 その結果、こういう姿で花開いたということである。


 この姿をみれば、菌根植物であるランを、ラン菌削除の水ゴケ、バーク、軽い石・・・・
 その他のコンポストで植えて肥料を与えてきたこれまでの栽培が、
 いかにランに合わない無謀な栽培であったか・・・ということである。



 地球上の植物が最もエネルギーを使うのはどこか

  地球には重力がある。
  植物にとっての最大の悩みであり問題点はこのことである。
  光を受けるために天に向って伸びなければならない。
  上に上に・・・・。
  雨風に耐える毅然とした、凛とした姿でなければならない。
  つる性植物でも同じである。
  そのためには丈夫な茎、幹を具備しなければならい。
  地下で生きる腐生ランも、花を咲かせるときは、丈夫な茎を地上に伸ばさなければならない。
  
植物が光合成で作るエネルギーの約70%は、この茎、幹を丈夫にするために使う。
  屋久杉の巨木の幹をみれば理解出来よう。
  光合成が充分でない場合、独立自養植物では、その少ないエネルギーの茎しか出来ない。
  負け組みの個体になる。
  強い茎、幹はリグニン、セルロース、細胞を接着するペクチンからなるが、
  それは、光合成の産物である澱粉から作られた高分子の炭素化合物である。
  日照不足だったり、夜温が高く温度較差が少ないと茎が弱く徒長するのはこの理由である。
  
  写真のネジバナの丈夫で長大なステムはなぜ形成されたか。
  これまでのコンポストでは絶対なりえないステムである。
  なぜ、SUGOI-neでこのようなステムになったか。
  ここに、SUGOI-ne栽培の根本、原理があるのである。
  他のコンポストでならなかったものが、なぜSUGOI-neでこうなるのか。
  この説明ができる人は、このラン菌による炭素循環栽培法の免許皆伝の人である。
  光合成で作られるエネルギーでは、ここまで茎は強く長大にはならない。
  ならば・・・・どこからエネルギーを調達したか・・・ということである。
  地下で生きる腐生ランは、どこからエネルギーを調達している?
  プロトコームはどこからエネルギーを調達している?
  これがヒントである。
  これまでのラン栽培のコンポストが、いかに欠陥コンポストだったか理解出来よう。

  ランは菌根植物であること。
  SUGOI-neにはラン菌が生きていること。
  ランは独立自養植物ではないこと。
  ラン菌が枯れ葉を分解すればリグニン、セルロース、ペクチンから糖が作られること。
  SUGOI-neは形成層を含む生の樹皮から製造されていること。
  樹皮はリグニン、セルロース、ペクチンから出来ていること。
  SUGOI-neを徐々にラン菌が分解すること。
  以上がポイントである。

  これは、宇井清太がラン菌を新発見し、SUGOI-neを開発したことによって、
  世界で初めて可能になった自生地再現の栽培法である。



ランの自生地では誰も肥料など与えない。
肥料は作物に与えるものである。
多収穫を目標にして与える場合がほとんどである。

ネジバナ。
このランは枯れ落ち葉の炭素循環の初期の場所か、痩せた草地などに自生する。
豊かな埴生・・・枯れ落ち葉の炭素循環が豊になり、土地が肥沃化し、他の植物が繁茂するようになると、
生きられないランである。
他の植物から追い出され、常に新天地を求めて新しい痩せた場所を求めて種族保存しなければならないランである。
そのためには、そういう場所の普遍的に生息する菌を共生菌としなければならない。

そういう貧しい栄養の場所で生きる放浪者ネジバナは、それに合った貧弱な身体である。
私達は、放浪者の・・・それがネジバナの本当の姿だと思ってきた。
しかし、下記の写真は3年前にSUGOI-ne2号ゴールドに植えたエビネのバック吹かしの鉢に発芽したものである。
3年後、このネジバナは写真のような驚愕の姿になって咲き始めた。

放浪者でないネジバナの姿である。
    
   
     ネジバナに見るSUGOI-ne
             ラン菌による炭素循環栽培の驚異
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